2007年5月29日 (火)

アルゴアにとっての本当に不都合な真実

先日、たまたまThe Great Global Warming Swindle (以下GGWS)という地球温暖化についてのドキュメンタリー番組を観る機会があった。この内容が衝撃的でこれまで地球温暖化を大きく見誤っていた自分にようやく気づくこととなった。

地球温暖化を考える際、次の点を分けて考える必要があるということだ。

  1. 自然発生的な温暖化
  2. 人的な温暖化→CO2などの温室効果ガスによる温暖化

GGWSの主張を簡単にまとめると、地球温暖化は「自然発生的」であり、「人的」ということを支持する科学的データは存在しないということだ。GGWSではいくつかのデータを紹介しながらCO2が温暖化に関与することを否定している。

Fig2Fig1[昔々、地球はもっと暑かった]
CO2を現代のように大量排出しない時代でも地球の気候は大きく変動し、今より暑かった。

Fig3[CO2と地球温暖化]
CO2排出量が急増した1940年以降35年間は、気温が下がった。温室効果ガスと聞くと二酸化炭素を反射的に思い浮かべるが、そもそもCO2は温室効果ガスで占める割合からするとごく微量であり、温室効果ガスの主成分は水蒸気らしい。はたして、本当に人間が排出する二酸化炭素が温暖化を引き起こすのだろうか?

[人的CO2は5位]
地球のCO2排出源は多い順で並べるとこうなる。
海 > 落ち葉 > 動物、バクテリア > 火山活動 > 人間

[温室効果ガスによる地球温暖化のモデル]
1. 太陽放射が地球表面を反射する
2. 反射した一部が温室効果ガスによりトラップされる
3. 熱が地球に残り、大気が暖められる

[熱源は温まっていなかった]
このモデルが正しいのなら温室効果ガスが占める大気層の温度上昇が観測されるはずだ。結果はネガティブ。温室効果ガスの大気層での温度上昇は観測されなかった。

[気温上昇後、CO2上昇]
Fig4 実は気温が上昇してから、CO2が上昇していることが報告されている。CO2が上昇するまで実に800年もタイムラグがある。ゴア氏が使うCO2と気温のグラフには同氏からは決して語られない不都合な真実があるようだ。

Fig5_1Fig6[太陽が犯人]
では、今現在起こっている温暖化の原因はなにか。今のところ言えることは太陽だ。話は単純だ。地球を暖める太陽の活動が高まれば地球温暖化が進む。

Fig7Fig8[CO2 v.s. 太陽]
このグラフを見て、CO2に軍配を上げる人はいないだろう。

[環境問題はだれの為?]
一応誤解のないように書いておくと、環境問題に配慮することは当然ながら正しい。地球の気温が上がっていることは事実だし、消費社会が環境を破壊していることも事実だ。だから、資源を大切にしてクリーンなエネルギーへのシフトは必要だと思う。しかし、今の政治や報道を見ているとなにやら怪しい点が目立つ。というのは、環境問題を絶対的な正義とし、疑う余地のない宗教に仕立てている輩がうじゃうじゃいる気がする。環境問題を食い物にする目的としてGGWSでは以下が紹介されていた
- [政経]石油に頼らない核エネルギー政策の加速
- [政経]アフリカをはじめとする発展途上国の発展妨害
- [報道]環境ジャーナリストの仕事を確保
- [政治]共産主義者・反資本主義者の活動の場
- [学問]研究資金・社会注目の獲得

[現時点で言えること]
結局、環境問題が注目されればされるほどそこにお金が集まり、仕事ができる。ここに環境問題が本質的に抱える矛盾が存在する。報道に偏りができ、環境問題は政治に利用される。報道は豊かな社会を風刺することで自己満足する。市民は環境問題に取り組むことでまるで高貴な人間になったかのような錯覚に陥る。しかし、本当に「不都合な真実」は権力者、資本家、報道機関によって恣意的に操作され得ることを常に忘れてはいけない。環境問題の対策は時として環境を破壊することも忘れてはいけない。最後にGGWSも報道機関により意図的に作成された一番組であることも…

(本文で用いられた図は、The Great Global Warming Swindleより引用しました)

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