2007年2月 7日 (水)

Web2.0新書読み比べ

新書コーナーをにぎわしているウェブ関連書籍を4冊取り上げる。批評することが目的ではなく、特徴だけ述べるように努める。たくさんありすぎてどれを読んだらいいのか途方にくれる人が多い気がする。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

著者:梅田 望夫
販売元:筑摩書房
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多分一番売れた本。一読の価値あり。ウェブが切り開く新しい時代について書かれている。三大法則「1. 神の視点からの世界理解 2. ネット上の分身が稼ぐ新しい経済圏 3. 消えて失われていったはずの価値の集積」を提案。最終章の羽生善治氏による「情報高速道路・渋滞論」が最も示唆に富んでいた。

 

ウェブ人間論 ウェブ人間論

著者:梅田 望夫,平野 啓一郎
販売元:新潮社
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対談本で読みやすい。ウェブで人が変わるのかということがテーマ。もちろん変わるという主張。

 

グーグル・アマゾン化する社会 グーグル・アマゾン化する社会

著者:森 健
販売元:光文社
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タイトルどおりグーグルとアマゾンについて詳しく書かれている。また、インターネットの一極集中による危険性が一番印象に残った。様々な点でウェブ進化論と異なる見方をしているため、続けて読むと面白いだろう。

 

次世代ウェブ  グーグルの次のモデル 次世代ウェブ  グーグルの次のモデル

著者:佐々木 俊尚
販売元:光文社
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日本のウェブサービスについての記述が一番充実していた。サンプル百貨店、クインランド、OKWave、mF247など。副題にあるような、今後のウェブについて得られる示唆はあまり多くない。


最後にお勧めを選べと言われれば、1.ウェブ進化論、2.グーグル・アマゾン化する社会、となる。

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2007年2月 3日 (土)

読書ダイジェスト:ユーザ中心ウェブサイト戦略

ユーザ中心ウェブサイト戦略 仮説検証アプローチによるユーザビリティサイエンスの実践 Book ユーザ中心ウェブサイト戦略 仮説検証アプローチによるユーザビリティサイエンスの実践

著者:株式会社ビービット 武井 由紀子,遠藤 直紀
販売元:ソフトバンククリエイティブ
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印象に残った事項について列挙します。

[良いサイト構築するためには]

  1. 自動営業マン+パンフレット
  2. ターゲットユーザの明確化
  3. ユーザにとって面倒な作業を、見せ方の工夫で乗り切る
  4. 言語化されたニーズと実際の行動のギャップに注意する

ユーザの使い勝手を考えて、サイトをデザインするというのは大変な難しい。昨今、いくつか定石らしきものは出てきているが、AJAX、FLASH (FLEX)などによるウェブインターフェースの進化のスピードに、ユーザビリティのノウハウが追いついていないように思われる。昔、GUI (Graphical User Interface)の開発について、「使うは天国、作るは地獄」と言われたが、今日、ストレスなく操作できるサイトというのはそれほど多くなく、ユーザが天国気分にはなかなかなれない。HTMLを書けるだけで自慢できる時代は遠い過去である。「ユーザ中心ウェブサイト戦略」には、ユーザにとって魅力的なサイトを提供するための示唆がたくさん見受けられた。

ユーザビリティ研究所ユーザビリティ実践メモPOP*POPの記事も参考になります。

ユーザ=神様。

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